AIガバナンス協会
AI Governance Association

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お知らせ

2024
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10
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03
活動実績
【政策提言WG】AIをめぐる制度検討に関して会員アンケート・会員検討会を経て意見書を公表
2024
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09
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30
活動実績
【AIガバナンス実装WG】第6回研究会「AIガバナンス実装のために求められる人材育成」を開催しました
2024
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09
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27
活動実績
【AIガバナンス実装WG】AIGコモンズ#01 でリスク事前評価について議論を行いました
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AIガバナンス協会の概要

AIのビジネス活用の可能性は生成AIの流行を背景に急拡大しており、今やほとんどの業界・業種がAIと無関係ではなくなっています。一方、そうした活用の広がりの裏で、そこに潜むリスクも広く認識されるようになり、国内外の政府が新たな政策を検討するなど、AI活用を進めようとするプレイヤーへ「AIガバナンス」を求める動きも加速しています。


AIガバナンス協会(AIGA)はこうした背景のもと、企業と社会が安心してAIを活用し、持続可能な成長を遂げるために、多様なプレイヤーがAIガバナンスのあり方を議論できる場を創るべく立ち上げられました。


AIGAでは、AIのビジネス活用を進める企業を中心とするメンバーが産業横断で議論を行い、企業のあるべきAIガバナンスに関する共通理解の醸成や政策提言等の活動を実施します。

企業のあるべきAIガバナンスに関する共通理解の醸成

日本でAI活用に挑戦する企業が、AIガバナンスのためのプラクティスを共有し、あるべき姿を議論する場を整備します。目下のアジェンダとして下記を想定しています。

「AIガバナンス行動目標」の策定

AIのビジネス活用を進める企業が実現すべき価値と、そのために取り組むべきアクションの大枠を取りまとめ、「AIガバナンス行動目標」を策定します。

企業のAIガバナンスに関する知見の交換・共有

さまざまなプレイヤーのAIガバナンスの現状共有や、企業実務の確立に向けに議論すべきトピックの深掘りを行う研究会を開催し、知見の共有・蓄積を行います。

AIガバナンス実現のための政策や制度枠組みの提言

本協会にて、激しく変化するAIガバナンス関連政策への産業界としての意見を
集約・発信するほか、具体的な政策枠組みについても検討・提言します。
目下の活動内容として下記を想定していますが、今後も状況変化に応じて様々なアジェンダを取り扱う予定です。

政策形成の議論への参加

現在、国内外でさまざまなAIガバナンス実現のための政策形成の議論が進んでいます。こうした議論にAIのビジネス活用の現場の声を届けるため、企業の意見の集約・発信や、パブリックコメント等の活動を実施します。

認証制度等の中長期的な枠組みの議論

AIガバナンスを推進するための政策的な枠組みとして、適切なリスク管理を行う企業を評価する「認証制度」等の仕組みを求める声は大きくなっています。AIGAではこうした声を踏まえ、企業のAI活用を後押しするためにあるべき制度枠組みを議論し、提言・実装を進めていきます。

理事コメント

Yukito Oshiba Photo

大柴行人 Robust Intelligence共同創業者

生成AIをはじめとするAI活用が急速に進む中、社会は変革期を迎えています。その中で、セキュリティ・倫理・品質などの「AIリスク」を適切に管理できるかこそが、日本社会のAI活用が成功するか否かの分水嶺であると考え、「AIガバナンス協会」を設立しました。アメリカや欧州でも産業界によるAIガバナンスの実装は進みつつあります。ですが、現状日本ほどAIのリスクとリワードの間のバランスを取りながら進めている国はありません。本協会を通して大企業、スタートアップ、公的機関など様々なプレイヤーが協働しながら、世界への指針を示していけるような日本のAIガバナンス・エコシステムを形成していきます。
Fumino Senaha photo

瀬名波文野 リクルートホールディングス 取締役 兼 常務執行役員 兼 COO

AIの活用は今後の社会にとって必須となるなかで、産業の持続可能な発展のために、透明性や制度整備について議論・推進する意欲に満ちた取り組みに参加できることを光栄に思います。AIの多大な可能性とともに、社会に負の影響をもたらす懸念についても認識しながら、ユーザーの利便性の向上、機会や可能性の拡大、そして社会の健全な発展のために最大限尽力してまいります。
Masashi Namatame photo

生田目雅史 東京海上ホールディングス 専務執行役員CDO グループデジタル戦略総括

AIの能力を最大限引き出し、健全な利活用を推進するためには、AIの安全性・セキュリティとリスクについての評価を客観的かつ包括的に担保する仕組みが重要です。また、AIの仕組みや学習データについての透明性の向上を通じ、利活用に供するための品質を担保することが必要となります。規制と利便性の両立を目指すためには、産業界側の意見も重要となると考えており、協会理事として協会メンバーによる産業界横断での活発な論議をリードし、これらも踏まえたAI活用のあり方を提言してまいります。
Smart Governance CEO, Specially Appointed Professor at Kyoto University, Lawyer photo

羽深宏樹 スマートガバナンス 代表取締役CEO・京都大学特任教授・弁護士

あらゆる分野でAIの実装が本格化する現在、リスクを社会にとって受容可能な水準に抑えつつ、人間の幸福を最大化するAIガバナンスは不可欠となりつつあります。AI技術の発展や社会への普及が非常に速いことを踏まえると、社会的な信頼の基盤となるリスク分析手法や認証枠組みの整備の整理はとりわけ重要な要素となります。官民の立場や組織の垣根を超えた、マルチステークホルダーによるアジャイルな仕組みの構築に向け議論を深めてまいります。
三菱UFJフィナンシャル・グループ 執行役常務 デジタルサービス事業本部長 兼 グループCDTO photo

山本忠司 三菱UFJフィナンシャル・グループ 執行役常務 リテール・デジタル事業本部長兼グループCDTO

生成AIの登場により、ビジネスや社会全体でのAI活用が急速に広がっています。それと同時に、AIのリスクを理解しつつ、最大限に活用していくうえで、AIの適切な管理、いわゆるAIガバナンスの重要性が高まっています。協会活動への参画により、社会全体がAIの恩恵を最大限に享受できるよう推進していきたいと考えています。AIガバナンス協会が、多様な業界の意見を取り入れた具体的な行動を通じて、適切なAI利用の推進に寄与することを期待しています。

賛助会員

Rui Ichikawa photo
市川類/一橋大学イノベーション研究センター特任教授
1990年 東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、1997年 MIT 技術・政策プログラム修士課程修了、2013年 政策研究大学院大学博士課程修了 1990年 通商産業省(現経済産業省)入省。その後、各種の技術・イノベーション政策、デジタル・AI政策に従事。2013年内閣官房IT総合戦略室 内閣参事官、2017年産業技術総合研究所 AI戦略部長等、2020年一橋大学イノベーション研究センター教授などを歴任。 専門分野 デジタル/イノベーション政策、AIガバナンス制度 博士(政策研究)
Jun Okada photo
岡田淳/森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
東京大学法学部、ハーバード大学ロースクール卒業。Weil, Gotshal & Manges法律事務所(シリコンバレー)で執務後、現職。内閣府「AI戦略会議」委員、同「AI時代の知的財産権検討会」委員、経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員、同省「AIガバナンス・ガイドライン ワーキンググループ」委員、自由民主党「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム」WGメンバー、東京都「文章生成AI利活用ガイドライン」有識者委員、特許庁「工業所有権審議会」試験委員、青山学院大学大学院客員教授、東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員等を歴任。主な業務分野として、テクノロジー、知的財産、個人情報およびサイバーセキュリティ等の案件を手掛ける。
Tatsuya Tsunoda photo
角田龍哉/弁護士
AIをはじめとしたIT/デジタルプラットフ
ォーム分野における競争法/独占禁止法案件を中心に、消費者保護、電気通信、各種業規制等の様々な経済規制案件を取り扱う。通商を含む国内外のデジタル政策の調査、分析にも精通している。GPAI 2022登壇。
Tomomi Hioki photo
日置巴美/三浦法律事務所
弁護士・パートナー
国会議員政策担当秘書を経て、消費者庁・内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室にて個人情報保護法の改正を担当し、個人情報保護委員会で施行準備を担当。その後、弁護士として、産官学において、データ、個人情報保護・プライバシーに関するガバナンス対応を含む総合的なサポートを行う他、一般社団法人GovTech東京評議員、厚生労働省医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ構成員など、企業のみならず、行政機関・地方自治体の有識者委員を務める。
事務所webページはこちら
Shinnosuke Fukuoka photo
福岡真之介/弁護士
Web3・メタバース・AIなどのテクノロジー法務を中心に、暗号資産保有者に対するリーガルアドバイスや、NFT・メタバース・DAOなどを取り扱う。内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」構成員、経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員を務める。

協会概要

団体名称

AIガバナンス協会
(英語表記:AI Governance Association・英語略称:AIGA)

理事

大柴行人 (Robust Intelligence 共同創業者)
瀬名波文野 (リクルートホールディングス 取締役 兼 常務執行役員 兼 COO)
生田目雅史 (東京海上ホールディングス 専務執行役員CDO グループデジタル戦略総括)
羽深宏樹 (スマートガバナンス 代表取締役CEO・京都大学特任教授・弁護士)
山本忠司 (三菱UFJフィナンシャル・グループ 執行役常務 リテール・デジタル事業本部長兼グループCDTO)

設立年月日

2023年10月26日

団体の種類

任意団体