一般社団法人AIガバナンス協会(AIGA)は、2026年3月19日、「AI利活用における民事責任の解釈適用に関する手引き(案)」に関するパブリックコメント募集において、意見を提出しました。
【提出意見】
提出した意見の全体版はこちらからご覧いただけます。
【提出意見の概要】
一般社団法人AIガバナンス協会(AIGA)は、AI利活用の促進と法的安定性の確保の両立の重要性を踏まえ、今回の「AI利活用における民事責任の解釈適用に関する手引き(案)」(以下、「本手引き案」)と同様の課題意識を持っています。特に、AIの自律性・ブラックボックス性を踏まえた民事責任の解釈適用の整理によって、事業者がAIシステムを導入・開発する際の法的見通しが改善されることへの期待については賛同します。
他方、本手引き案における整理の一部については、事業者の実務上の実態やAI技術の急速な発展を踏まえた上での更なる明確化・再考が必要と考えてます。個々の意見は全体版に示す通りですが、大枠としては特に以下のような論点について、事業者の実務の観点から意見提出をしました。
- 依拠/代替型AIの要件の再考や判断要素の追加
- 各ステークホルダーの持つ情報や制御可能性の範囲に応じた役割・責任の明確化
- リスクマネジメント・注意義務の判断基準の具体化
- ソフトウェアアップデートに関する立法的対応の検討
以上のような点も踏まえ、健全なAI活用のための政策が一層推進されていくことを強く期待するとともに、AIGAとしても政府の取組に積極的に協力していきたいと考えます。
